立教寺について

天台宗 厄除け福寄せ不動明王 東京都杉並区荻窪 立教寺

立教寺について

山 号  円光山
院 号  妙成就院
寺 号  立教寺
本 尊  不動明王(一字金輪不動明王)
宗 派  天台宗
総本山  比叡山延暦寺
創建年  元禄元年(1688年)
開 山  円光和尚
中 興  村岡典亮大僧正
経 典  根本経典:『法華経』
     所依経典:『妙聖法』
教 義  法華一乗

立教寺 縁起

 立教寺は、村岡典亮大僧正が昭和の初め、もと松庵村(現在の杉並区松庵)に在った天台宗円光寺の観世音菩薩像と弁才天像を勧請、円光山 妙成就院と号し、現在の地に建立しました。

 円光寺については『新編武蔵風土記稿』に詳しく、円光和尚が元禄元年に開創したと伝えられます。
 
※令和三年に開創三百三十三年記念法要厳修

寺紋について

 立教寺の寺紋は、菊花紋と三鱗(ミツウロコ)が一つになる「十六葉八重菊に三鱗」です。

 十六菊は天皇家の紋です。天皇は転輪聖王(金輪聖王)と同じであると考えられ、転輪聖王を仏格化した一字金輪仏頂尊の化身である、最勝最尊一字金輪不動明王を菊紋が象徴します。

 鱗は蛇のウロコです。本尊立巳不動立巳功徳と、蛇が大成して竜に成った出世宇賀神(竜宇賀神)を冠する、立巳不動妃である八臂竜宇賀弁才天(至福尊天)の功徳を表します。
 また、ウロコ柄には厄除けの力があるとされます。さらにそれが三鱗になることにより三諦円融を示し、三阿僧祇劫の厄を除け、立巳不動の御利益である「転厄為福(厄を転じて福となす)」も表します。

立教寺の仏たち

 本尊一字金輪不動明王至福尊天以外の仏たちを一部ご紹介します。

・「一字金輪仏頂尊像(秘仏)」
 大日金輪。本尊一字金輪不動明王の御本体。

・「釈迦如来坐像」
 客殿に安置していた徳川家所縁の木造釈迦如来坐像は、昭和50年に行われた杉並区による調査で区内最古であることが判明しました。 一見して藤原様式を残したと云うことがわかるすぐれた彫刻で文化財級と絶賛されました。

・「妙見菩薩像(秘仏)」
 星の仏である妙見菩薩は人の幸せを増益させます。特に、立教寺の妙見菩薩は本尊一字金輪不動明王のお使いであり、冬至の星祭祈祷と節分会祈祷に御開帳して、運気上昇・運勢上昇のご利益を施します。

立教寺の年中行事

 立教寺の主な行事です。立教寺の行事は『妙聖法』により運勢を上昇させる御祈祷を行います。

・開運縁起元旦初護摩供祈祷会
 一月一日に行う開運、縁起(吉縁生起)の大護摩供祈祷です。
 この御祈祷で一年の運を開き、吉縁を起こす重要な御祈祷です。

節分厄除け(福寄せ)祈祷会
 二月節分に妙見菩薩を御開帳して行う「節分厄除け(福寄せ)」の大護摩供祈祷です。
 「厄除け(福寄せ)」は毎月28日の護摩供祈祷でも行います。
 御祈祷札の他に転厄為福(厄を転じて福と為す)の御守をお授けします。

・冬至の星祭
 十二月冬至の日に修法します。妙見菩薩を御開帳し、北極星をはじめ七星・九曜・十二宮・二十八宿の星々を供養し、運勢をより良くする御祈祷です。願主お一人お一人に合わせた御守を調整し、お授けします。

・毎月二十八日不動尊会
 毎月二十八日の不動明王ご縁日に大護摩供祈祷を修法し、世界の平和、人類の幸せ、そして願主の所願成就を御祈願いたします。

 その他、福運日に至福尊天に御法楽を行い、息災増益を祈願しています。

『妙聖法』について

 典亮大僧正が独自に研究し、考案したものです。『法華経』、「真言密教」、「道教」、『宿曜経』、「九星気学」、「四柱推命」、「紫微斗数」を融合させ、人の運命を知り、因縁に働きかけ、運気・運勢を上昇させる秘法。全三十三巻から成ります。

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