寺紋について
天台宗 厄除け福寄せ不動明王 東京都杉並区荻窪 立教寺

寺紋について
立教寺の寺紋は、菊花紋と三鱗(ミツウロコ)が一つになる「十六葉八重菊に三鱗」です。
十六菊は天皇家の紋です。天皇は転輪聖王(金輪聖王)と同じであると考えられ、転輪聖王を仏格化した一字金輪仏頂尊の化身である、最勝最尊一字金輪不動明王を菊紋が象徴します。
鱗は蛇のウロコです。本尊立巳不動の立巳功徳と、蛇が大成して竜に成った出世宇賀神(竜宇賀神)を冠する、立巳不動妃である八臂竜宇賀弁才天(至福尊天)の功徳を表します。
また、ウロコ柄には厄除けの力があるとされます。さらにそれが三鱗になることにより三諦円融を示し、三阿僧祇劫の厄を除け、立巳不動の御利益である「転厄為福(厄を転じて福となす)」も表します。
